プレゼンの目的は「伝えること」では無かった!?-プレゼンは「目線」で決まる-





プレゼンをする機会って多いですよね。

僕も大学院生になってから、かなり増えました。

プレゼンをする時に考えていたのは、「いかに相手に分かりやすく伝えるか」
(あとは、怒られない程度に話す時間をオーバーして、いかに質疑応答の時間を短くするか)でした。

多分皆さんもプレゼンをする時それを考えていますよね?

逆に言えば、僕は「伝えること」しか考えていませんでした。


実は「プレゼンの目的」「伝えること」では無かったんです……!

では何か?

実は「プレゼンの目的」「相手を動かすこと」だったんです……!

これは例えば、プレゼンしている会場で、後ろの方に座っている人が、前の方にやってくる、
というように物理的な相手の位置座標を動かすわけではありません。

これは自分が話した後に、相手がどれだけアクションを起こすかを表しています。
例えば、「一般的な鉛筆は53kmの線が引けるらしいので、各々試してみよう!」というプレゼンをしたとします。
この時に、鉛筆の内部構造をいかに分かりやすく説明して、53kmの線が引ける原理を理解してもらうか、
というのはプレゼンの目的ではないんです。
聞いた人が「鉛筆で53km引けるか試す」というアクションを目的にするべきなんです。

ちょっと例えが悪かったので、分かりやすく言うと。(最初からそうしろという突っ込みは無しで)
取引先の会社に自社の商品を売り込む時、その商品の情報をいかに分かりやすく伝えても、
相手が「取引する」というアクションをしない限り、そのプレゼンは失敗だったということです。
逆に、拙いプレゼンでも、相手が「取引する」というアクションをした場合は、そのプレゼンは成功です。


実は、僕がこの驚天動地の大事実(鉛筆の方じゃなくて、プレゼンの目的の方)を知ったのは、一冊の本がきっかけでした。



この本の概要を簡単に述べると、

「相手の目が見ていないモノ」について伝えても99.9%理解されないという事実があります。
つまり、何かを伝えたければ、「見てもらうこと」が大前提になり、では見てもらうにはどうすれば良いかという疑問に、
具体的なメソッドで解答を示しているのが本書になります。
主に内容は三つに分かれ、「スライド」「シナリオ」「トーク」でそれぞれ目線をリードする方法が具体的に載っていて、とても勉強になる本です。

特に僕が感銘を受けたのは、最初に述べた、「プレゼンの目的は相手を動かすこと」だということ。

それによって、相手のアクションをイメージした資料になるし、どう伝えるかも変わってくるということ。


そしてこの本を読み終わった矢先、広島市立大学で講演する機会をいただきました。

内容は、自分がCTOとして関わっている、子供達にプログラミングを教えるスクールの紹介とメンバーの募集です。

これはチャンスと思い、「Tech Chanceでプログラミングの楽しさを広めよう!」というタイトルで、
聞いている人に一緒に働いてもらうというアクションを目的とし、お話させてもらいました。

この本で紹介されているテクニックをいろいろ用いて、例えば
「聞き手が聞きたがっているという期待を捨てる!」 ということで期待を捨てました。
少しでも聞きたがってもらうために、
「なぜこの話が重要?
 なぜいま聞くべき?
 なぜ私から聞くべき?
 なぜあなたが聞くべき?」ということを伝えました。
「手元資料は最大のよそ見要因」ということで、会社のチラシは最後に配ってもらいました。
タイトルを「Tech Chanceについて」ではなく、「広めよう!」というアクションにしました。などなど

結果、講演後5名の方から一緒に働きたいと連絡をもらいました!

比較実験は出来ませんが、良い結果だったと思います。

ということで、プレゼンは「伝えること」を目的にせず、「相手を動かすこと」を目的にしましょう!




ではこの本のまとめを載せて、さようなら。
プレゼンは目線で決まる
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。